農園・養蜂場紹介
沖美(レモン、紅八朔、紅甘夏)
江田島市沖美町の山際にあります。60aの敷地にレモン成木10本、レモン苗木80本、夏柑、八朔があります。江田島西南側の傾斜地で冬場も日照時間が長く、海からの反射光もよく当たり温暖な気候です。養蜂場も兼ねているため、この農園では農薬散布を行わず、除草剤も一切使用していません。減肥のため苗木の生育はゆっくりですが、生命力のある木に育ててみたいと考えています。
幸ノ浦(いしじみかん、不知火、レモン)
江田島北端の幸ノ浦地区にあります。40aの敷地に主幹形栽培のいしじみかん600本を植栽しました。いしじみかんはカミキリムシの被害を受けやすいため農薬不使用栽培はかないませんが、極力農薬使用量を減らせるよう、さまざまな被害にも学びながら経験を重ねています。
近隣に第二農園を開設し、現在レモンの幼木を育成しています。
宮島養蜂場(5~7月)
宮島の観光地からは遠く離れた、南側斜面に養蜂場があります。世界遺産として厳島神社が有名な宮島ですが、島全体に広がる弥山原始林も世界遺産の1つです。南方系の植物の北限と北方系の植物の南限が重なりあう豊かな植生がもたらす、宮島ならではの蜂蜜を収穫できます。周辺にはコジイ(ツブラジイ)、ソヨゴ、サカキといった蜜源植物が自生しています。
大野養蜂場(6月)
宮島の対岸、廿日市市大野にある養蜂場です。城山、経小屋山、大野権現山といった、里に身近な山々の入り口にあたる地区にあり、住宅地に植栽されるクロガネモチやシソ科の花々、山中にあるソヨゴ、ハゼノキ、ニセアカシアなどさまざまな花々が蜜源になっています。
大竹養蜂場(閉鎖)
広島県と山口県の県境を流れる小瀬川の上流、弥栄(やさか)ダムからさらに奥にある水源の森の中に、フォレストファーム弥栄という有機農園があります。その一角を養蜂場としてお借りしています。周囲2kmに他の農地も住居もなく、人間社会の影響を最小限にとどめた美しい場所で、山の木々を蜜源にしています。
※2022年閉鎖しました。やさかの杜は在庫限りとなります。
沖美養蜂場(通年)
江田島市沖美町にあるはつはな果蜂園のレモン農園内に巣箱を設置しています。春にはヤマザクラ、5月には柑橘の花、6月にはハゼノキが咲きます。ハゼノキは特に多く、純度の高いハゼ蜜が収穫できます。
沖美第二養蜂場(通年)
江田島市沖美町の耕作放棄地をお借りした養蜂場です。温暖な気候のため、蜜蜂たちが冬の寒さを凌ぐための場所でもあります。
幸ノ浦養蜂場(3~5月)
江田島市幸ノ浦地区、弊園のみかん畑に配置する養蜂場です。昭和53年に発生した大規模な山火事の後に地域の方々が植栽したヤマザクラ、ギンヨウアカシア(ミモザ)など早春の花が多く、春先に蜜蜂を育成するのに適した場所です。峠を越えると柑橘の栽培が盛んな宮ノ原地区があり、5月中旬には柑橘の花が咲き誇ります。
砂谷養蜂場(5月~翌年1月)
広島市佐伯区湯来町の久保アグリファームさんの一角をお借りした養蜂場です。春から夏にかけては豊かな牧草地にコンパニオンプランツとして植えられている赤クローバーやニセアカシア、クマノミズキなど山々の木々、秋以降は高原に咲き誇る草花が蜜源となっています。
現在は秋収穫の蜂蜜を「はつはなの山蜜」として販売しています。